生成AIが生産管理の本の音声解説をしてくれました
グーグルの生成AI「Notebook LM」に、拙著「誰も教えてくれないシリーズ」の音声解説を生成してもらいました。 Notebook LMに本のPDF原稿を登録したところ10分程度で男女の掛け合いによる音声解説ができあ…
ブルウィップ・リスクの時代がやってきた
「ブルウィップ効果」の話は過去のメールニュースでも何度か取り上げました。ブルウィップ効果とは、商品需要の変動が、サプライチェーン(供給網)を遡るにつれ増幅される現象です。 映画「インディジョーンズシリーズ」で主人公は鞭(…
DDMRPを知っていますか
「ERPに業務をあわせる(Fit To Standard)というトップ方針で導入したERPがうまく動かずに工場生産が混乱している」こうした工場からの相談が相次いでいます。 この問題の背景には、ERPパッケージが生産管理ロ…
診断の秘訣は仕掛品滞留分析にあります
先月、一年前に簡易工場診断した大手工場に訪問し、改善活動状況フォローしてきました。詳細は守秘義務契約のために開示できませんが、工場の皆様の尽力もあって滞留時間短縮などの業務改善活動は着実に進んでいるという報告がありました…
簡易生産管理簡易診断を実施しています
【簡易生産管理診断:対象企業の業務内容と業務システムの確認】 関係者へのヒアリングと現場見学によって現状の業務システム課題を診断します。費用は50万円以下で実施しています。 ・企業や工場の特徴と経営課題、今後の経営方針に…
生成AIが作成した生産管理改善チェックシート
トランプ関税などの影響もあり2025年は先行き不透明な状態が続いています。 自社内だけでは課題解決方向が定まらないケースも多いと思います。過剰在庫、納期遅延、生産性低下など生産管理に関わる悩みが増えています。 そこで、私…
本間峰一による今後の研修とセミナーの予定
①日本情報システム・ユーザ協会(JUAS)殿 オンラインセミナー ・2026年8月26日(水) 13:00-17:00ライブ配信 IT技術者のためのサプライチェーン・マネジメント(SCM)入門【オンラインライブ】 IT技…
【第10回】生産管理トラブル事例「製造現場が指示を守らない」
伝統のある工場ほど製造現場の力が強く、独自に工程管理をしようとする傾向があります。今回は現場主体が原因で全体最適の実現に支障が出ている工場のトラブル事例を紹介します。 【トラブルカルテ】 ・製造リードタイム短縮に取り組ん…
「2025年の崖」って何だ?
江崎グリコ殿のSAP切り替えトラブル(在庫が合わないので出荷できない)は原因不明のままに続いています。パッケージのバグが原因とは思えないので一体何が起きているのでしょうか? ところで、このトラブルの背景に「2025年の崖…
MRP(ERP生産管理)利用に向いている工場
今回のブログはMRP(資材所要量計画)の話です。私はMRPが一般的な日本の工場の生産形態とあわないので混乱を生み出していると主張してきました。 しかし何億、何十億円も投資して導入したMRPシステムを捨てることは難しい企業…
インタビュー記事「生産管理システムはERPの難所、トラブル多発はなぜか?」。
インプレス社が配信している電子雑誌「ITLeaders」に「生産管理システムはERPの難所、トラブル多発はなぜか?─専門家が説く本質と解決策」というインタビュー記事が掲載されました。 生産管理システムはERPの難所、トラ…
MRPとMESの関係性を解説します
9回のトラブル事例で、MRP(資材所要量計画)にまつわるトラブルの処方せんとしてMES(製造実行システム)を紹介しました。今月のコラムでは両者の関係をもう少し詳細に解説します。 >MRPだけだと何が問題なのか MRPは1…
【第9回】親会社から提示される内示の精度が急に悪化した
日本には取引先からの注文によって製品を作る受注生産型の製造工場が多くあります。受注生産型工場の受注処理は内示情報と確定注文の2段階で行われることがことがあります。最近、その内示数量と確定注文数量に差異が生じるケースが増え…
【第8回】生産管理トラブル事例 新システムを入れたのに昔のシステムをなくせない
新しく生産管理システムを導入したにもかかわらずうまく動かないので、古いシステムもそのまま使っている状態だ。旧システムをメンテナンスできる人がいなくなってしまったため、このままではいけないと思うのだが、どうすればよいのかわ…
【第7回】生産管理トラブル事例 突然利用パッケージのサポート停止を宣告された
現在利用している生産管理パッケージのサポートベンダーから、突然にサポート停止を宣告された。WindowsやUNIXをベースにしたオープン系パッケージを使っている企業から相談を受けるケースが増えている。今回はパッケージのサ…
【第5回】生産管理トラブル事例 スケジューラに頼ったことで利益が減ってしまった
「生産管理システムだけでは、リードタイムが短くならない。そこで、新たにスケジューラ(工程スケジューリングシステム)を導入したい。」 こうした相談を受けるケースが増えています。今回はせっかくスケジューラを入れたのにうまく活…
【第4回】生産管理トラブル事例 販売計画の精度が低く混乱している
トラブル事例の第4回は販売計画にまつわるトラブル事例です。 「販売計画は営業部門が作るべき」という常識は過去のものになりつつあります。 現在もこのテーマでの改善コンサルをしています。事例企業とは業界が違いますが、この問題…
ダウンロード可能な雑誌記事
詳細が書いた雑誌記事でも、コピーを勝手にサイトに載せたり配布することはできません。基本的には雑誌社から許可をもらうもしくは原稿を買い取る必要があります。 下記の記事はそうした手続きをとった小生が書いた記事です。皆さんの業…
なぜSAPの生産管理モジュールは日本工場では使えないのか
「SAPの生産管理は日本の工場では使えない」日本の生産管理関係者の間では常識です。ところが、いまだにSAP生産管理システムを提案してくるITコンサル会社がいます。 なぜ彼らがSAPを提案してくるのか理由はよくわかりません…
天下三大不如意と安全在庫
「賀茂川の水、山法師、賽の目」。これは平安朝の白河法皇(大河ドラマでは伊東四朗さんが演じました)が自分の意のままにならないものとしてあげたもので「天下三大不如意」と呼ばれます。 これらを企業経営における欠品対策にあてはめ…
製造時間でなく待ち時間(滞留時間)を短縮しよう
皆さんは工場の製造リードタイム(工場に製造開始を指示してから出来上がるまでの期間)はどうすれば短くなると思われますか。 大抵の人は製造現場の製造作業を効率化して製造時間を短縮すればいいと考えます。しかし、この考え方は適切…
日本から内示調達がなくなる日
日本の大企業との取引では、「内示」と呼ばれる事前発注予定情報の扱いに注意する必要があります。内示とは購入品の正式注文の前に提示される購入予定情報のことです。正式注文納期が1か月の企業が、3か月以上前から今後の購入予定情報…
.個別受注生産型メーカの生産計画管理システム
個別受注生産型の機械メーカの皆様からExcelに代わる生産計画の管理システムはないかという相談を受けるケースがあります。今までこの相談には十分な対応を取っていませんでした。それは推奨できるシステムが思いつかなかったからで…
受注生産型部品加工工場の生産管理システムはどうあるべきか
日刊工業新聞社で「生産管理システムの使い方」研修を定期的に実施しています。大企業から中小企業まで180社以上の企業関係者の方に受講していただきました。研修に参加して頂いた企業の約半数がプレス加工、板金加工、切削加工などの…
洪水対策と納期遅延対策の共通性
台風19号では洪水対策のためのピークカット対策の重要性が話題になりました。日産スタジアム(鶴見川多目的遊水地)、地下放水路(地)、八ッ場ダム、渡良瀬遊水地、荒川第一調節池(彩湖)など多くのピークカット治水対策が効果を発揮…
システム関係者も生産管理の勉強をしましょう
昨年度より日刊工業新聞社や日本情報システムユーザ協会(JUAS)などで、生産 管理システムの使い方に関する有償研修を実施しています。大手企業から中小企業まで 延べ150人弱の人に受講していただきました。 ところが、システ…
パッケージ導入検討する際にベンダへ事前質問すべき事項
最近パッケージ導入に関するトラブル相談を受ける機会が増えています。 次の三つが「三大トラブル」です ・法外な追加費用を請求された ・予定時期になっても出来上がらない ・本番稼働したが効果があがらない こうした事態にならな…
生産性向上は生産平準化でめざせ
前回のブログで紹介した生産性を高めるにはどうすればいいか。前回も書いたようにこの「生産性」は、いかにたくさんの製品を生産したり、いかに短い時間で生産するかではない。経営管理用語としての生産性とは「単位あたりの付加価値額」…
映画ドリームは勇気を与えてくれます
夫婦で「ドリーム(英語名Hidden Figures)」という映画を観てきました、この映画はNASAマーキュリー計画(米国の有人宇宙船打ち上げ)プロジェクトで働いていた実在の黒人女性たちをモデルにした話です。有色人種(黒…
県によって違う経営革新計画申請
中小企業診断士の主要支援業務に中小企業の「経営革新計画」の申請支援があります。経営革新計画とは新商品・サービスの開発、新たな生産・販売方式の導入など、新事業活動に取り組む中小企業・小規模事業者の方が、「経営革新計画」を作…
過剰在庫はどうやって見つければいいのか
企業経営にとって「過剰在庫の増加」は頭の痛い問題です。ところで何が過剰な在庫で、何が過剰でないかはどうやって判断すればいいのでしょうか。当社では在庫分析表を作って在庫品目を回転期間と在庫金額の両面から分類分けして過剰在庫…
BTO生産への期待と課題
デルがパソコンではじめたBTO(Build To Order)という生産方式が注目を集めています。BTOは正式な生産管理用語ではATO(Assemble To Order:受注組立生産)といいます。ATOは、製品の組立て…
部品会社の生産管理には追番管理(流動数曲線管理)を活用しよう
「追番管理」もしくは「流動数曲線管理」と呼ばれる生産管理手法をご存知ですか? これは、戦前の中島飛行機がゼロ戦の増産に対応するために使ったのが発祥といわれている日本生まれの生産管理手法です。 製造工程での製造個数を基準日…
コンサルタントも失敗します
「コンサルタントが入って指導すれば必ず効果がでます」 現実にはこんなことはありえません。私は20年以上経営コンサルティングをしていますが、コンサル期間中に倒産した会社も複数ありますし、成果がほとんどでなかったとか、途中で…
システム開発トラブルは裁判では解決できない
3月に「裁判例から考えるシステム紛争の法律実務」という本が出版されました。 https://www.shojihomu.co.jp/publication?publicationId=2671490 本書は桃尾・松尾・難…
コンサルタントの醍醐味
コンサルタントは先生と呼ばれることがあります。それは企業に経営理論を教えたり、指導したりすることからきているようですが、私はこう呼ばれるのはあまり好きではありません。なぜなら、小生自身が企業の皆様に教えていただくこともた…
八ッ場ふるさと館の油臭温泉足湯
渋川から草津や万座に向かう途中に八ッ場ふるさと館という道の駅があります http://yambamichinoeki.com/ ここは八ッ場ダム建設に伴い移転された国道の付属施設として作られた道の駅です。 この道の駅には…
株式会社ほんまは受注生産企業のコストダウンをコンサルします
受注生産企業のコストダウンコンサルを専門にしています 日本企業の多くは、取引先からの注文に応じて、製品を製造したり、役務を提供したりする「受注生産企業」や「下請企業」です。近年、日本のものづくり工場の強みである受注生産対…
生産平準化で人手不足時代を乗り切る
宅配業界の人手不足が話題になりましたが、日本の工場での人手不足も深刻化しつつあります。とくに溶接工、塗装工、機械工、大型トラック運転手といった熟練工が不足しています。 日本の製造現場が人手不足に陥っている直接原因は少子化…
のれん代(東芝経営危機の原因説明)
東芝の経営危機をひきおこしたのれん代に関して説明します。のれん代は聞きなれないことばですが、東芝のように一気に減益になる可能性がありますので、注意しましょう。 のれん代とのれん代の償却 M&Aにつきまとうのが「のれん代」…
ジャストインタイムがアベノミクスの邪魔をする
日本経済が元気にならない背景のひとつに、アベノミクスのトリクルダウン効果が、中小企業、とくに中小の下請製造業者に浸透していかない問題があります。政府はその原因として大企業による買い叩きの横行を問題視していますが、中小製造…
原価管理は必要ない
ほとんどの企業は、会計処理に市販の会計パッケージを使っていると思います。会計パッケージには安価なクラウド型から高価なERP型まで様々なものがあります。基本的な機能はほぼ共通で、次のような機能で構成されています。 「財務会…
MRP生産管理はなぜうまく機能しないのか
生産管理パッケージの大半は、MRP(Material Requirements Planning:資材所要量計画)という生産管理手法をベースに作られています。 ところが、日本の工場ではMRPがほとんど機能せずに生産管理シ…
スケジューラの活用方法
最近生産スケジューリングソフト(スケジューラ)を導入して生産計画を自動作成したいと考える工場が増えているようです。背景にはアスプローバ(Asprova)やフレクシェ(FLEXSCHE)といった比較的安価なスケジューリング…
製造業におけるIoT活用
インダストリー(産業革命)4.0というドイツ生まれのコンセプトが注目を集めています。 それに影響されて日本でも工場内や離れた工場にある製造設備などをインターネットなどで結ぶ(IoT)で、フレキシブルかつ効率的な生産活動を…
製造業者のIoT活用は時代遅れだ(工作機械見本市を見て)
現在開催中の工作機械見本市に行ってきました。最近はインダストリー4.0、スマート工場、IoTなどが騒がれています。さぞかし機械メーカはネット活用に力を入れているのかと期待して展示ブースを回りました。 結論から言えば期待外…
システムトラブル簡易診断
システムトラブルが起きる可能性を簡易診断するための簡単な質問票を作りました。私の経験では3つ以上のYesがあると場合はトラブルの可能性が高く、第三者支援が必要です。もしも貴社のシステム開発プロジェクトでYesが多い場合は…
SESによるシステム開発に気を付けよう
最近の情報システム開発では、システムベンダーが「SES」と呼ばれる開発体制を使って開発するケースが増えています。ところが、IT業界人でもSESという言葉を知らない人がいるようです。そこで今回はこのSESを紹介したいと思い…
メールニュースとダイレクトはがき
当社が行っているPR活動をご紹介します。皆様の中にもPR活動を行いたいと考えている人もいるかと思いますので、参考にしていただければと思います。 当社が力を入れているのは、何らかの縁があってお会いした人との絆を少しでも深め…
「生産性向上」には二つ意味がある
コンサルティングをしていますと一般用語と企業会計用語で意味が違うものがあります。この違いに気付かずに改善活動すると現場は混乱します。 その代表が「生産性向上」です。一般用語の生産性向上には「少ない時間でたくさん作る」とい…